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お肌も冬支度♪
2024/11/01 00:00
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肌不調の原因は寒暖差かも!?

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朝晩の冷え込みを感じる季節となりました。 日によって気温の高低差が激しく、気温差が7℃以上あると、 体温調整をする自律神経のバランスが崩れ、肩こり、頭痛、疲労感などの体調不良を引き起こすことも。

自律神経は、日中は活動モードの交感神経が優位となり、 夜はリラックスモードの副交感神経が優位になります。 寒さを感じると、身体内部を守るために末梢血管を収縮する交感神経が活発となり、 お肌などの末端の血行が悪くなります。
季節的に交感神経が優位になりがちなことも肌不調の要因の一つと言えるのです。

睡眠時間を『美肌時間』へ

(1)質の良い睡眠のために

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夜の肌機能として重要な「修復」と「再生」には、睡眠がとても大切な要素です。
「お肌は寝ている間に再生する」と言われるように、 夜に良質な睡眠をとることができれば、深い眠りの時にお肌の新陳代謝を促す成長ホルモンが多量に分泌され、 日中のダメージを修復・再生できるのです。
そのため、眠りにつきやすいようにマッサージをしたり、リラックスアイテムを使用するなど、 就寝前に副交感神経が優位の状態となる様に自律神経を整えましょう。

(2)夜のスキンケアを一工夫

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他にも、睡眠中の肌代謝に着目した高機能クリーム良質な睡眠を誘うネロリ・ジャスミンなどの心地よい香りのスキンケアで お肌のお手入れをするのも良いかもしれません。
気温や湿度が低下し始める今こそ、 本格的な冬に向けてお肌の調子を立て直すスペシャルケアで、お肌の冬支度を始めるのはいかがでしょうか。

季節の変わり目のお肌づくり
2024/10/01 09:00
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お肌の色で感じる肌ダメージ

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気候が安定し、過ごしやすくなってきました。 秋になると、お肌の印象を左右する色相が最も黄味よりになり、くすみを感じやすくなります。 夏に比べて紫外線量は減りますが、お肌内部にはメラニンが多く含まれたままなので、夏のダメージがお肌の色としても表面化してしまうのです。 お肌内部で水分を保持する力が弱まると、さらなる乾燥を招くため、今のうちにお肌の調子を立て直していきましょう。

化粧水が浸透しやすいお肌づくり

(1)やさしく洗顔を!

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季節の変わり目は、お肌のダメージが残りやすく、ターンオーバーの乱れによって、カサついたりゴワつきが起こります。
そのため、肌あたりのやさしいクレンジングや洗顔料で、お肌に負担をかけずに、古い角質を柔軟にしてやさしく落とすことが大切です。
すると、お肌の受け入れ態勢が整い、化粧水などが浸透しやすい(しみこむ)お肌になるのです。
必要以上の摩擦や刺激を抑えるために、肌の上でスルスルと抵抗なくすべるくらいの量を使用するのがポイント。

(2)化粧水の前に!

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洗顔で余分な角質はしっかり落とせているはずなのに、お肌の調子が優れないこともありますよね。
このような時におすすめなのが、化粧水の前につける液状の「エッセンスマスク」や近年"ブースター"とも呼ばれる「導入美容液」など、美容成分の浸透*をサポートするアイテムの取り入れです。
洗顔後、いつもの化粧水の前に塗るだけ。
お手入れの1番最初に使うことで、そのあとに使うスキンケアをなじみやすくします。
普段お使いのスキンケアアイテムはそのまま使えるため、替える必要がなく、手軽に取り入れやすいのも魅力。
様々なタイプのものが出回っているので、ご自身のお肌に合うものを探してみるのも、楽しいかもしれませんね。

(* 角層まで)

お肌のうるおい力を立て直す
2024/09/02 09:00
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暦の上では秋が始まりましたが、例年以上に残暑が厳しく、まるで夏の延長のような気候ですね。 そんな猛暑を過ごしてきた今のお肌には、夏の間に受け続けた紫外線やエアコンによる乾燥ダメージが蓄積していたり、夏バテ状態が続いて、肌力が極端に低下している場合があるようです。 そのため、様々な肌悩みが複合的に現れやすくなり、お肌の不調を実感しやすくなっています。

溜まった疲れが現れ始める秋のお肌

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『急にお肌が乾燥してシワっぽい』
『肌色がくすんでどんよりして見える』
『シミが急に増えた気がする』

秋になるとこんな声が多く聞かれますが、このようなお肌の状態は、急に現れたのではなく、 春先からの蓄積した紫外線ダメージやお肌内部で起こったダメージが一気に表れる時期なのです。 また、暑さによって睡眠の質が低下した状態が続くと、身体の疲れが取り切れず、慢性的な疲労状態へ。 そうすると、血液循環が悪化し、お肌に必要な栄養を届けにくくなるのです。

普段のケアをひと工夫!

(1)マッサージで血行促進!

簡単なフェイスマッサージやツボ押しなどを取り入れて、血行を促進し、リンパ管の余分な水分や老廃物の排出をサポートしましょう。むくみをケアし、くすみの気にならないすこやかなお肌を目指すことができます。マッサージは、力を入れすぎないように、肌をなでるように優しく行うのがポイントです。 炭酸を含んだ洗顔料やマッサージ美容液などを取り入れると、より気持ちよくマッサージが行えるでしょう。

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(2)目元のケアで肌印象UP!

鏡に映った自分の顔を見た時、疲れを実感する部位の一つが目元だといわれています。年齢を問わず、目元のお悩みで特に多いのがクマです。そこに乾燥が加わると、さらに暗く感じられます。 そのため、空気が乾燥してくる今の時期は、一層疲れた印象になってしまうのです。
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このように、お肌のお悩みは、デリケートな部分から現れやすくなります。肌印象の改善をするためには、部分的なケアを取り入れることがポイントになります。 そこでおすすめなのは、目元用のクリームです。乾燥によるくすみを防いだり、ハリ弾力をアップさせてくれます。

また、お肌の水分保持力を高めて、自らうるおいを作り出す力をサポートする美容液などと一緒にケアすると相乗的な効果を実感いただけるのではないでしょうか。 目元のケアでお顔全体の印象までもイキイキと明るくなります。過酷な夏を過ごしたお肌をケアして、健やかなお肌でお過ごしください♪

見逃さない! 紫外線による ダメージ
2024/08/01 07:50
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年々、夏の暑さが過酷になっていますね。毎年、真夏日の連続日数や最高気温が更新され、猛暑に関するニュースを多く目にします。 気象庁によると、ここ30年で平均気温が上昇、紫外線量も増えているそうです。 さらに今年は梅雨入りが遅かったため、紫外線を遮る曇りの日数よりも晴れた日が多くなり、初夏からたっぷり降り注いでいます。

紫外線を浴びたお肌はどうなる??

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今は日やけをした自覚はなくても、何気なく浴びている紫外線によって肌内部では、慢性的な色素沈着を引き起こすメラニン生成が活発になっているかもしれません。
また、日やけをすると、お肌がほてったり赤くなったりしますが、これは、軽いやけどをしているのと同じ状態で、お肌のバリア機能が低下して乾燥状態となっています。 すると、自力でのダメージ修復ができずに肌色がトーンダウンしたり、ごわついたりしてしまうのです。

素肌にダメージを残さないために

おすすめは、
(1)目から入る紫外線に注意すること
(2)アフターサンケアを工夫
することです。

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(1)目から入る紫外線にも注意!

紫外線は、髪・頭皮・顔・ボディの全身に影響を及ぼしますが、見落としがちなのが目から入る紫外線です。 体内のメラニン色素を増やすように働きかけてしまうため、UVカット加工の帽子やメガネなどで防御することも有効です。 そして、お肌はUVカット剤を使用して、しっかりとガードすることが欠かせません。

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(2)アフターサンケアを工夫!

しっかり日やけ止めなどで対策をしていても、この暑さでは汗や皮脂で落ちてしまい、うっかり日やけをしてしまうこともあります。 そんな時は、できるだけ早くアフターサンケアを行うことが大切です。
まず、炎症が起こっている場合は、冷水シャワーなどでしっかり冷やしてあげましょう。 そして、赤みやほてりが落ち着いたら、お肌に負担をかけにくい美白スキンケア(医薬部外品)を使用しましょう。 美白効果に加えて、紫外線を浴びた後の肌状態に適した美容成分が配合されているものや、高浸透(角層まで)・高保湿処方のものなどが、乾燥が進みやすい日やけ後のお肌に最適です。

日やけによるダメージは、想像以上に深刻です。素肌にダメージを残さないよう、全身の紫外線対策を取り入れてみるのはいかがでしょうか。

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汗を制して夏を制する
2024/07/01 09:00
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 梅雨が明けるといよいよ夏本番!高温多湿な夏は汗や皮脂によるベタつきがとても気になりますよね。一見、暑さのせいだと思いがちですが、根本的な原因は意外にも『乾燥』だといわれています。

ベタつきの原因は、インナードライ(隠れ乾燥)??

汗をたくさんかくと、お肌がうるおっていると勘違いしてしまい、保湿ケアを控えてしまったり、ベタつくのが嫌でスキンケアが手薄になるという方も少なくありません。また、これからの季節は、エアコンの効いた室内で過ごすことが多くなり、冷えからくる代謝の低下等で乾燥が起こりやすくなります。この様に、肌表面がベタついていても、お肌の内側はドライ状態となっているのです。

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汗の役割

あまり良いイメージのない『汗』でも、実は私たちの身体にとって重要な機能を果たしています。気温が高くなると大量の汗をかき、汗が蒸発する時に熱を奪うことで、体温調節をしています。また、汗と皮脂が混ざり合って皮脂膜を作り、お肌のうるおいを守るなど、とても大切な働きをしているのです。
しかし、汗が原因で肌トラブルが起こる事も。汗は弱酸性で細菌繁殖を防ぐ働きもありますが、放置しておくと、弱酸性からアルカリ性に傾き、お肌を刺激して肌あれを起こしたり、臭いの元となったりします。「汗はふきとり肌の上に残さない」「効率的に冷やして汗を引かせる」ことが大切です。

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インナードライ肌対策

いつものお肌のお手入れのプラスアイテムとして、お肌のうるおいをサポートする保湿成分配合の美容液がおすすめです。 液体やジェルなどの軽めのテクスチャの美容液なら、暑い日でもとりいれやすいのではないでしょうか。 また、多くの美容液は、一般的には化粧水をつけた後につけるものが多いですが、中にはお手入れの1番始めにつけるなど、ものによって様々です。使用順序も確認しながら、取り入れるとよいでしょう。

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これって、梅雨ゆらぎ?
2024/06/03 00:00
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6月の肌状態

いよいよ梅雨入りとなりますね。
この時期は、お肌が不安定で肌あれが起こりやすくなります。 原因の一つは湿度や気温が高くなり、皮脂や汗の分泌が多くなることです。過剰な皮脂分泌によって、肌表面がベタつくと、埃などの汚れが付着しやすくなります。

また、汗をかいたままエアコンの効いた室内にいると、汗の蒸発とともに肌内部の水分が一気に奪われて乾燥し、つっぱりを感じることも。 この様な状況が肌にとって刺激となり、フェイスもボディもお肌が揺らぎやすく敏感になっているのです。

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自律神経のバランスを整えましょう

梅雨時は体調がすぐれない・・・。 このような天気の変化で起こる不調は気象病と呼ばれています。対策としては、『規則正しい生活』『適度な運動』『充分な睡眠』などで、自律神経のバランスを整える事がおすすめです。

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(1)だるさを感じる時こそ入浴を

良い睡眠のためには、バスタイムの活用がおすすめです。 ジメジメした日は、汗が体の表面から蒸発しにくく、また、梅雨寒で体が冷えて血行不良になることなどで排出すべき水分が体に溜まり、むくみやだるさを感じやすくなります。 このようにだるさを感じる時こそ入浴が美容面や精神面にも効果的です。 お好みの入浴剤を入れた40℃以下のぬるめのお湯に浸かり、リラックスしながらじんわり体を温めましょう。 さらに体を洗う時などに、軽くマッサージをすると体を伸ばす動作そのものが体をほぐすことにも繋がるので、ストレッチ感覚で取り入れると良いでしょう。

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(2)お風呂上りもひと工夫

お風呂上りは、お顔同様にボディのお肌にも水分をしっかり与えます。 保湿には、使用感が軽くサラっと爽快な仕上がりにしてくれるボディローションや、お肌のベタつきを防いでくれるボディパウダーを取り入れてみるのはいかがでしょうか。

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皮脂トラブルを予防しよう
2024/05/01 09:00
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5月の肌環境と肌状態

初夏の陽気を感じる暑い日も増えてきましたね。
気温が20度以上になると、皮脂の分泌は活発になります。皮脂は、汗と混ざることで皮脂膜を作り、細菌や乾燥から肌を守る重要な働きをしていますが、増えすぎてしまうと毛穴を目立たせたり、酸化することで過酸化脂質に変質し、ニキビや肌トラブルを引き起こす原因に。
気温が上昇するゴールデンウィーク前後から過剰な皮脂がテカリ・ベタつき・化粧崩れなどの不快感を招くと共に、毛穴に関する悩みが増え始めるのです。

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毛穴から素肌の状態を整えましょう

(1)丁寧なクレンジングと洗顔を心がける

皮脂は分泌してから時間が経つことで過酸化脂質に変化し、肌あれやトラブルの原因になります。 まずは、毛穴の詰まりを落とすために、丁寧なクレンジングと洗顔を心がけましょう。

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(2)起床時の肌状態をチェック

寝ている間も皮脂は分泌していますので、起床時の肌状態をチェックしてみてください。 もし、テカリやベタつきが気になるようであれば、朝もクレンジングで肌をリセットすることが大切です。
また、炭(汚れ吸着成分)配合のクレイペーストを使用すると、毛穴の目立たない明るくクリアな肌となり、 基本のスキンケアをしっかり行うことで角層内部の水分量が増し、メイクのりや持ちの良さを感じていた だけると思います。

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(3)普段のお手入れをひと工夫

季節の移り変わりで、毎日の肌状態も変化しやすくなっています。お肌の変化に合わせ、お手入れの基本であるローション・エマルジョンの見直しや、収れん効果のある毛穴ケアアイテムを取り入れて、気になる部分をピンポイントでケアしてみてはいかがでしょうか。

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毎日の洗顔で肌をリセット
2024/04/01 00:00
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美肌の秘訣は洗顔から

今朝の洗顔後のお肌の状態はいかがでしたか?
『つるんとなめらかでツヤがある』このような理想的な肌状態でしたら、洗顔で上手に肌をリセットできている状態です。

しかし春先の肌は、冬の間に受けた乾燥ダメージを引きずっていたり、寒暖差で汗や皮脂の分泌が変化して、肌の水分と皮脂量のバランスが崩れやすく、毎日ベストな肌状態を保ちにくくなっています
カサつき、ベタつきが混在しやすいのもこの季節の特徴です。
洗顔時の肌状態に合わせて、洗い方を変えたり部分的なケアがおすすめです。

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春の洗顔ケアを衣替え

春のようにターンオーバーが乱れやすい季節は、肌表面では古い角質が上手に剥がれ落ちずに、ザラついたりゴワついたり、毛穴が目立って見えたりします。
普段のスキンケアの浸透をサポートする角質ケアを定期的に取り入れると良いでしょう。
でも、過剰なケアで肌を傷めないよう注意が必要です!
そんな時は、古い角質を柔らかくほぐして天然植物ファイバーでポロポロとやさしくからめとる角質ケアジェル状パックがおすすめ。
くるくるすると古い角質を巻き込んで取り除きます。
ポロポロが出ない時は、要らない古い角質が少ないサイン。
肌の状態に合わせた使用頻度にすることで、やさしく上手に角質ケアができるのです。

春の衣替えと同じように、洗顔ケアも春仕様に変えてあげましょう♪
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* 角層まで
先手のUVケア
2024/03/01 00:00
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ようやく寒さから開放されて、春の日差しが心地良く感じられる日が増えてきましたね。でも、お肌にはまだまだ乾燥によるダメージが蓄積していたり、花粉や黄砂などの影響も気になります。特にこの時期に気をつけたいのは、紫外線の影響です。3月は、予防も兼ねたメラニンケアと紫外線対策をしっかりしていきましょう!

紫外線が強いのは、夏だけじゃないの...?!

紫外線は、1年を通して肌に届きダメージを与えています。まだ暑くならない春先は油断しがちですが、冬の1月でもピークの月に比べるとUVBでは5分の1、UVAでは2分の1ほど存在しています。
3月頃から照射量は増え始め、6月~8月で一気にピークを迎えるため、紫外線ケアは早め早めの開始が大切です。

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知っておきたい紫外線の種類と特徴

地上に届く紫外線は「UVA(紫外線A波)」と「UVB(紫外線B波)」の2種類があります。お肌に与える影響も異なるので、それぞれの特徴を一緒に確認してみましょう。

(1)UVA=紫外線A波

日差しを浴びた後に、肌をすぐ黒くする紫外線です。
肌の奥深く真皮まで届き、シワやタルミなどの光老化を促す原因となります。雲や窓ガラスなども通過するので、屋内や乗り物の中にいても油断できません。

(2)UVB=紫外線B波

表皮に強く作用して、日差しを浴びた数時間後に、肌に赤く炎症を起こす紫外線です。
メラニンを増加させて日やけによるシミ・ソバカスの原因を作ります。日やけの繰り返しも光老化へとつながります。

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UV対策のポイントは?

先述の通り、紫外線は、夏だけでなく1年を通して肌に届くことから、 最近では「季節を問わず通年UV対策を行う」ことが一般的な認識になっているようです。
通年で日常使いをするなら、肌負担の少ない、スキンケア効果を兼ねたものを積極的に選ぶのが良さそうですね。

また、すでにシミができている部分は、少しの刺激でも繰り返しメラニンを生成しやすくなっています。

(1) 日中のメイク・・・UVカット&美白*効果のある医薬部外品のコンシーラー
(2) 朝晩のスキンケア・・・部分ケアができる医薬部外品の集中美白美容液

のダブル使いで、メラニンの生成をしっかりと防ぐケアがおすすめです。

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* 美白:メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐこと
乾燥のピーク到来!!
2024/02/01 00:00
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冬本番。寒さと乾燥のピークを迎え、肌には乾燥によるダメージが。 そして、2月から紫外線量は徐々に増え、さらに花粉や黄砂、PM2.5などの刺激物質も飛び始めるこの時期は、肌あれを起こす方も多くいらっしゃいます。今月は乾燥による肌ダメージをケアしながら、春に向けた予防のお手入れをしていきましょう。

この季節の肌トラブルの仕組みは?

肌の角層のうるおいを保つために欠かせない【3つの要素】として、

(1)皮脂膜
(2)NMF(ナチュラルモイスチュアライジングファクター)
(3)角層細胞間脂質(セラミドなど)

があります。

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寒さと乾燥が厳しいこの季節は、この【3つの要素】がいずれも不足しやすい傾向にあります。

寒さによって新陳代謝が低下したり、乾燥や花粉などの外部刺激を受け続けると、肌は回復力を高めようとして、必要以上にターンオーバーの周期が早まります。 さらに、細胞が未熟なままターンオーバーが起こると(不全角化)、自らうるおいを生み出せず、ますます乾燥し、バリア機能も低下してしまいます。

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すると、花粉などのあらゆる外部刺激のダメージを受けやすいお肌となり、カサつき・つっぱりを感じやすくなってしまいます。  さらに、肌の防御反応として炎症が起こり肌あれ・ヒリつき・かゆみなどの症状が引き起こされることも。

今おすすめのお手入れ方法は?

厳しい寒さと乾燥だけでなく、季節の変わり目を迎えた肌はトラブルが起きやすいもの。

(1)バリア機能を高めるお手入れ
(2)春に向けた予防美白*ケア


がおすすめです。

(1)バリア機能を高めるお手入れ

まずはターンオーバーをサポートしながら、肌のバリア機能を高めるお手入れを取り入れましょう。毎日の洗顔でうるおいを逃がさないようにすることや、基本のお手入れであるローションやエマルジョンで必要なうるおいをしっかりと与えることで、肌の水分蒸発を防ぐと共に、水分を保持し、正常なターンオーバーをサポート。うるおいバリアを高めましょう。

さらに、保湿成分セラミド配合のスキンケアを積極的に使用することがポイント。徐々に強くなる紫外線や、花粉が飛散する季節に向けて、角層の状態を整え、本来のバリア機能を発揮できるよう準備しておきたいですね。

いつもお使いのスキンケアがしみたり、ヒリヒリしてしまう場合は、低刺激タイプや敏感肌向けのスキンケアを使って、なるべくシンプルなお手入れを心がけるとよいでしょう。

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(2)春に向けた予防美白ケア

紫外線量は、2月頃から徐々に増え、3月には一気に増加します。乾燥ダメージが進み、バリア機能が弱くなった肌状態では、紫外線ダメージをダイレクトに受けてしまいます。スキンケアでうるおいバリアを高めながら、医薬部外品の美白アイテムで肌内部のメラニンケアをすることが大切です。
日中は肌に負担をかけない日やけを防ぐベースメイクで、紫外線ダメージから肌を保護しましょう。

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* 美白:メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐこと