髪と頭皮の関係
2023/03/01 00:00
メインビジュアル
少しずつ暖かくなり、春の気配を感じるようになりました。春は、冬から続く乾燥や徐々に強くなる紫外線の影響で、髪や頭皮にトラブルを感じやすい時期です。髪と頭皮のケアでなりたい髪を叶えましょう。

髪ってどうなっているの?

髪は、お肌と同じように血液からの栄養で 伸びていきます。
髪の構造は、‘のりまき’のような イメージで、3層構造になっています。(図1)
ダメージのない健康な髪はキューティクルが整っていて、髪にツヤがあり、なめらかな状態。(図2)
キューティクルはとてもデリケートなので、ドライヤーなどの熱やパーマ・カラーリングによってダメージを受けると 傷んでしまいます。(図3)
髪の毛の状態は、頭皮の状態も深く関係しており、頭皮の状態が良いと健康な髪が育ちます。
髪を美しく保つには、髪と頭皮どちらのケアも重要です。
髪の断面構造画像

髪と頭皮のケアでなりたい髪に!

たっぷりの泡で洗う!

シャンプーの目的は、頭皮の洗浄。
頭皮に溜まった老廃物や皮脂の汚れをキレイに落としましょう。
そして、たっぷりの泡で洗います。
シャンプーは直接頭皮にはつけず、手のひらで少し泡立ててから。
シャンプー時の摩擦も髪のダメージの原因になるので、こすり過ぎに注意!
シャンプー画像

頭皮の血行をよくする!

 
頭皮をマッサージして、血行をよくしましょう。
ヘッドマッサージができるトリートメントなら、トリートメント&マッサージが一気にできるのでおすすめです。
爪を立てず、指の腹などを使って、頭皮を動かすようなイメージで洗うのがポイント。
ヘッドマッサージ画像

ドライヤーの時間を短く! 

ドライヤーは、温風を長時間同じ箇所にあてると髪にダメージを与えてしまいます。
温風と冷風を交互にしてかけるなど、できるだけ熱にあたる時間を少なくしましょう。
髪の乾きを早くする機能のあるヘアケアアイテムや素早く吸水するヘアドライ用のタオルを使うのもおすすめ。
ドライヤー画像

ヘアブラシを使う! 

ブラシやくしを使って、プラスのケアを。
髪を洗う前のブラッシングは、髪のもつれをといてシャンプーの泡立ちをよくし、洗髪時の引っかかりを防いでくれます。
椿油を染み込ませたくしは髪にツヤを、頭皮マッサージできるブラシは広範囲を均一の力でマッサージできます。
ブラッシング画像
季節の変わり目は、基本のお手入れの見直しを!
2023/02/01 00:00
メインビジュアル
暦の上では春ですが、2月は一年のうちで最も湿度が低く、お肌の乾燥はピークを迎えます。さらに冬の間、寒さによって肌代謝が低下し、角層のバリア機能も弱くなっている時期です。基本のお手入れを見直して、乾燥に負けないお肌を作りましょう。

2月のお肌はこんな肌

冬の間、過酷な環境にさらされていた肌は、カサつきや肌のゆらぎなど、乾燥によるダメージが残っている状態です。

■ 角層細胞がめくれ、成分が逃げやすくなり、バリア機能が低下している状態。乾燥や刺激のダメージを受けやすい。
■ ターンオーバーが乱れて、自らのうるおいを保つ成分(ヒアルロン酸・セラミド・NMF)を作り出しにくくなる。
■ 皮脂・汗の分泌が少ないため、皮脂膜の量も少ない。

そのため、 クレンジング・洗顔・ローション・乳液の基本の4STEPを効果的に使用して、うるおいバリアを立て直すことが大切です。
肌構造画像

うるおいバリアを立て直すには?

クレンジング

クレンジングは、絶対にこすらないこと!こすり過ぎは肌トラブルの原因に。

● クレンジング前のタオルパック
クレンジング前に蒸しタオルで汚れをゆるめましょう。クレンジングの効率UP。

● クレンジングは時間をかけない
クレンジングは30秒~1分が目安。この時間があれば、十分汚れは浮いてきます。こすりすぎないためにも、時間を意識してみて。
クレンジング画像

洗顔

洗顔はこすらず、たっぷりの泡のクッションで洗いましょう。洗う時の手の力は20g程度!

● 洗顔後の肌状態
洗い上がりの肌を再確認。洗顔後、つっぱったりしていませんか?乾燥している時はうるおいを留めるタイプの洗顔料に。

● すすぎの温度
寒いからとすすぎに熱いお湯を使うのはNG。余計に乾燥してしまいます。ぬるま湯(約32℃)が理想。
洗顔画像

ローション 

ローションは、使用量と時間がカギ!意識するだけで、お肌へのうるおいの浸透(角質まで)が変わります。

● 洗顔後は素早く
洗顔後、時間の経過と共に水分の蒸発・皮膚温の低下が始まりなじみにくくなります。できるだけ早くお手入れを。

● 使用量
一度にたっぷり塗布していませんか?ローションは少量ずつ分けてなじませると効果的。
ローション画像

エマルジョン  

エマルジョンは、ベタつく等の理由から1回の量が足りていないことがあります。もう一度見直しを!

● 特に乾燥が気になる箇所
皮膚の薄い目の周り、カサつきやすい口元はエマルジョンを重ねづけ。顔全体のベタつきも軽減され、キメもふっくら。

● テクスチャー
エマルジョンは多くの場合、乳液タイプとクリームタイプがあります。その日のコンディションで使い分けて。
エマルジョン画像
冬肌喜ぶ“かんたん”美活!
2023/01/05 00:00
簡単美活画像
毎日寒い日が続いていますね。冬は暖房や室内外の寒暖差など、お肌がダメージを受けやすい季節。新年は、○○するだけの簡単お手入れ方法をご紹介します。

“手の乾燥” が気になる!

冬は気温も湿度も低くなるので、手が乾燥しやすくなります。また、熱いお湯を使う機会が増え必要な皮脂が奪われて、さらに乾燥状態に。アルコール消毒等の影響もあり、手荒れに悩む人が増えています。

ハンドパックをつけるだけ!

手にも週1回のスペシャルケアを! 植物エキスや保湿成分が入った手袋型のパックは、テレビを見ながら、携帯を触りながらケアできるので手軽に取り入れたいですね。
ハンドパック画像

“夕方の肌” が冴えない!

夕方になると、お肌の不調を感じるという声を多く聞きます。冬は、乾燥によりファンデ―ションがよれたり、顔や目元がくすみやすくなります。そのため、顔色が冴えない肌印象に。

朝はパックを塗るだけ!

夕方の肌不調を防ぐために、朝のお手入れの見直しを。 ふき取りや洗い流し不要の塗るだけパックなら、化粧水・乳液の過程で取り入れることができますね。
塗るだけパック画像

ボディ全体がかさつく!

皮脂が少ないボディは、ウールのセーターや化学繊維のインナーなどにより電気がたまりやすく、お肌のダメージに。さらに、うるおいが不足した状態での暖房器具の使用により乾燥が加速。

入浴剤を入れるだけ!

外部刺激からお肌を守ってくれる セラミド(保湿成分)配合の入浴料を!お肌をセラミドがコーティングし、乾燥を防ぐうるおいバリアを作ってくれます。
入浴剤画像

静電気をおさえたい!

冬髪のトラブルと言えば、静電気。髪が顔にまとわりついたり、ぺちゃんこになったり…。この静電気が髪にダメージを与えてしまうことも。

ヘアウォーターをプラスするだけ!

静電気の原因は、乾燥。 ヘアウォーターで、髪にうるおいを補給を。ドライヤーの熱や紫外線からも守ってくれるものがおすすめ。
ヘアウォーター画像

お手入れ時間を短くしたい!

冬は寒いし、できるならお手入れの時間を短くしたいという方が多いようです。特に朝は忙しいので、できるだけ水を使いたくないという方も。

ふき取り洗顔に変えるだけ!

ウォータータイプの洗い流し不要のクレンジング&洗顔なら、コットンでふき取るだけで、朝の洗顔が完了。前髪も濡れない!という声もいただいています。
ふきとり洗顔画像
冷えと睡眠の関係
2022/12/01 00:00
睡眠画像
本格的な寒さに冬の訪れを感じる時期になりました。1年の締めくくりである12月は行事も多く忙しい時期ですので、お肌も身体も疲れが溜まりがちです。良質な睡眠で1年頑張った身体を癒し、新しい年を迎えましょう。

冬の不眠サイクル

冬は気温が低下しているため、寒さで手足など身体の末端の血流が悪くなり、冷え自体がストレスとなって交感神経が優位になります。
すると入眠がスムーズにいかず眠りの質が悪くなったり、睡眠サイクルが乱れるのです。
冷え対策と共に身体をリラックスさせて副交感神経を優位にすることが大切です。
不眠サイクル画像

心地よい入眠のために

① 軽いストレッチで身体をほぐす

寝つきが悪かったり、眠りが浅くて夜中に目が覚めてしまう日が続いたら、眠りの質が高まるように、身体をほぐして血流を良くする軽いストレッチがおすすめ。
昼間の緊張モードから開放されると入眠しやすくなります。
ストレッチイラスト

② リラックスタイムにおやすみアロマを

嗅覚は、脳とダイレクトに結びついている五感の一つなので、リラックスタイムを演出するアロマを取り入れることも効果的。
お気に入りの香りのボディクリームなどでお風呂上がりにボディケアするのもおすすめ。
アロマ画像

③ 3つの首(首・手首・足首)+お腹を温める

3つの首が冷えていると自律神経のバランスの乱れに繋がり、ストレスの原因になってしまうことも。
お風呂に入る時は、湯船の中で3つの首を温めたり、眠る時に温めグッズを活用しましょう。
ネックウォーマーイラスト
パーツ別!水分を蓄える肌づくり
2022/11/01 00:00
秋が深まり、肌寒く感じる季節になりました。この時季は、お顔だけでなく全身の乾燥が気になり始めます。 本格的な冬を迎える前のお手入れポイントは「水分を蓄える肌づくり」です。 今月はパーツごとの特性に合わせたお手入れ方法をご紹介します。

唇画像
・ 角層が薄くバリアが弱いため、水分が逃げやすく乾燥しやすい
・ ターンオーバーが速い
・ 皮脂腺がほとんどない
・ 血管と神経が多い

唇表面の保護を!

唇は皮脂膜がほとんど作られないので、水分蒸発を防ぐためにも表面を保護する お手入れが効果的。内部に水分や保湿成分を蓄えられる美容液タイプや濃厚なシールド効果のあるリップトリートメントがおすすめ。

ボディ

ボディ画像
・ 部位により角層の厚さが異なるため、経皮吸収に差がある
・ 衣服擦れ等でダメージを受けやすい
・ 角層が厚く荒れやすい(ひじ・ひざ)
・ 皮脂腺が少なく乾燥しやすい(腕・脚)

セラミド*入りのアイテムを!

お風呂上がりは急速なスピードで肌の乾燥が始まります。効率よく水分と油分を与え、長時間蓄え られるセラミド入りのボディケアアイテムは、乾燥しやすい秋冬のボディにおすすめ。
*保湿成分

手画像
・ 角層が厚く角層肥厚を起こしやすい
・ ターンオーバーが顔に比べて遅い
・ 手の平は皮脂腺がない
・ 洗ったり物に触れる機会が多い
・ 外気にさらされている

こまめに保湿!

手荒れは利き手の親指、人差し指、中指の先端や指の間から全体に広がりやすいので、日ごろから 予防と早めの対策がおすすめです。特に寒くなってくると、お湯を使う頻度が増えるため、慢性的な荒れ予防にはこまめな保湿が重要。

爪画像
・ 硬いケラチンでできていて、爪の細胞間には細かい空洞がある
・ 1ヶ月で3㎜伸びる
・ 汗腺と皮脂腺がないため、油分が極端に少なく水分が失われやすい

バリアを作って強化を!

爪は乾燥や脱脂によって二枚爪や割れるなどのトラブルを起こしやすい部分。新陳代謝が低下すると、爪が薄くなったり縦スジが入ることも。爪の内部を補修しバリアを作るお手入れが効果的。

足画像
・ 角層が厚い。靴の締め付け・こすれなど物理的な刺激を受けているためさらに角層が厚くなり、乾燥する
・ かかとは皮脂腺がない
・ 重力の影響でむくみやすい

角質をやわらかく!

厚い角質を柔軟にして、やわらかい状態を長時間持続させる足用のクリームがおすすめ。古い角質 を取り除いてケアすれば、うるおいも届きやすくなります。ブーツを履くなら、防臭効果があるクリームを選ぶと◎。
いま取り入れたいのは“蒸し美容”
2022/10/03 00:00
秋風が心地よい季節です。気候もおだやかで過ごしやすい秋ですが、気温や湿度の低下、朝晩の気温差などによってお肌の水分が奪われやすい季節でもあります。乾燥が進む前にお肌の調子を整えてあげましょう。今月は美肌に導く‘蒸し美容’を紹介します。
入浴直後の保湿がカギ!
 
入浴直後の保湿がカギ!
こちらのグラフは、20~40 代の女性の入浴前後の皮膚水分量の変化を計測した調査結果です。入浴直後、皮膚水分量は高い状態です。
しかし、入浴後1分後をピークに下がり始め、15分後までに入浴前とほぼ同等の水分量になってしまいます。
入浴前と比べて有意に肌水分量が多いのは、入浴後10分後まで。つまり、入浴後10分後までが保湿のタイムリミットといえそうです。
参照:ウェザーニュース
出典:日本健康開発財団温泉医科学研究所の資料を元に作成
ボディも、顏も、髪も、“蒸し美容”でキレイに!
ボディは入浴直後の水分を 味方につける!
  • ボディは入浴直後の水分を 味方につける!
    上のグラフからも分かるように、湯上りの身体から出る湯気は、お肌から水分を過剰に蒸発させます。蒸気となって逃げようとする水分を閉じ込めてしまいましょう。 濡れた肌に使用できるボディミルクやクリーム等を塗れば、加湿感のあるなめらか肌に!お肌をやわらかくしっとりさせてくれます。
お顏は毛穴を開いて 汚れを取り去る!
  • お顏は毛穴を開いて 汚れを取り去る!
    クレンジング後、熱めのお湯で絞ったり、レンジで温かくしたタオルを顔にのせて、蒸しタオル美容を。毛穴が開き、お肌に負担をかけずに毛穴汚れや角栓がとれやすくなります。また、汚れが取れることでお肌のトーンアップ効果も。 その後は、収れん効果のある美容液や化粧水の浸透(角層まで)をサポートする美容液をつけるのがおすすめ。
髪は入浴中に うるツヤ髪!
  • 髪は入浴中に うるツヤ髪!
    髪の蒸し美容は、入浴中や身体を洗っている時間を利用してできてしまいます。シャンプー後髪の水気を取り、トリートメントをつけ、熱めのお湯で絞ったタオルで髪全体を覆いましょう。5分程したら、トリートメントを洗い流します。トリートメントがしっかり浸透し、ダメージを補修。やわらかく、しなやかな髪に。
秋のベースメイク
2022/09/01 00:00
まだまだ暑さが残るものの、暦の上では秋。夏のダメージが蓄積しているお肌をいたわりながら、季節の変わり目に合わせたお手入れが必要になります。ベースメイクも秋を意識したお手入れでもっとキレイに!
 
まだ暑いけど、
ベースメイクはどうすればいいの?
まだまだ残暑が厳しく、汗やマスク蒸れなども気になりますが、少しずつ季節は進んでいます。
ベースメイクを季節ごとに変えるという方は少ないようですが、夏~秋の季節の変わり目は、湿度の変化とともに部分乾燥なども起きやすい時期ですので、夏と同じケアではうるおい不足になってしまうことも…。
夏の影響が出やすい時期なので、セラミドやヒアルロン酸などのうるおい成分の入ったスキンケア効果の高いベースメイクがおすすめです。
秋のベースメイクをもっとキレイに!
スキンケアでうるおいプラス
  • 残暑で暑いからと言って、夏と同じさっぱりとしたスキンケアお手入れをしている方が多いのではないでしょうか? 日中は暑いですが、朝晩は少しずつ過ごしやすくなり、湿度の低下も感じられます。ベースメイクの前に保湿や目元専用の美容液をプラスして、うるおいを意識したお手入れに変えましょう。
目元に明るさを
  • 夏を過ごした秋の肌は、くすみやすく、暗く見えやすいと言われています。お顔を明るい印象にしたい時は、目元用のファンデーションなどで目元を明るく仕上げるのが効果的。マスクをしていても、立体感が出て健康的な印象になるとともに、リフトアップ効果も期待できます。 多くの方が鏡で自分の顔を正面からしか見ていませんが、他人からは横顔が8割見られていると言われています。 目元の立体感で横顔美人に!
仕上げはパウダーで!
  • 暑い中でのマスク生活は、お肌にも過酷な状況。 夏から秋の季節の変わり目は、マスクを外すといままで以上につっぱり感を感じやすくなります。 うるおい補給&擦れを軽減させるために、ベースメイクの最後にはフェースパウダーを塗布しましょう。
ファンデーションの色を再確認
  • 夏の日焼けによって、いままで使っていたファンデーションの色が合わなくなっている可能性も…。この機会にもう一度確認を!肌に合った色を使うことで、浮いたりせず自然な肌色に魅せることができます。 明るい色をのせるのではなく、自分の肌色をトーンアップしてくれる下地を選ぶのもおすすめ。
夏のヘアケアで美髪を手に入れる!
2022/08/01 00:00
毎日暑い日が続きますね。暑くなると汗や皮脂、紫外線などのダメージで髪や頭皮にトラブルを感じる方が増えてきます。お肌と同様、夏のヘアダメージは秋に現れやすいため、いまからのお手入れが秋の美髪につながります。
夏の頭皮・髪の状態は?
夏の頭皮には
毛穴の皮脂を取り除き、
清潔な頭皮を保つケアを!

  • ①頭皮のクレンジング
    シャンプーだけでは落ちにくい、毛穴に詰まった皮脂や汚れをすっきり取り除いてくれる。気になる頭皮のニオイやベタつきもスッキリ!

  • ②シャンプー前のブラッシング
    髪の表面についたホコリやスタイリング剤、頭皮の皮脂などを浮かせてくれる効果があるので、シャンプーをした時に汚れが落ちやすくなる。

  • ③硬くなった頭皮を刺激
    シャンプーやクレンジング後に、医薬部外品のローションやセラムで、健やかな髪を育てよう。頭皮をマッサージして刺激し、ハリコシのある髪に!


夏の髪は
紫外線による髪のダメージを防ぎ、
キューティクルを引きしめるケアを!

  • ①髪内部の成分を補う
    紫外線でキューティクルにダメージが及ぶと、髪内部の成分が流出。髪と同じ成分のケラチンを配合したシャンプーやトリートメントを取り入れて。

  • ②洗い流さないトリートメント
    髪表面のキューティクルをコーティングするトリートメントは、日中のダメージから髪を守ってくれるのでおすすめ。なめらかに整えて、ツヤ感もUP。

  • ③ドライヤーの熱からも守る
    ドライヤーはキューティクルが開いてダメージの原因に。吸水性のよいタオルでドライヤー時間の短縮をしたり、熱から髪を保護するアイテムを。
お肌も夏バテ!?
2022/07/01 00:00
いよいよ夏本番!過酷な夏は様々な不調が重なり、お肌も夏バテ状態になってしまいがちです。身体の健康状態はもちろんですが、お肌も夏バテ予防を兼ねたお手入れが必要です。
 
お肌が夏バテの状態とは?
身体が夏バテするように、過酷な夏はお肌も夏バテ気味かもしれません。

ターンオーバーの乱れ
強い紫外線の影響でターンオーバーが乱れがちになり、お肌がゴワつく。

角層の乱れ
室内ではクーラーよる乾燥・屋外では大量の汗という環境により、角層が乱れ水分が逃げやすくなる。(=インナードライ)

皮脂分泌の増加
気温の上昇により皮脂分泌が増え、テカリやベタつきが気になるように。べたつくと汚れが付着しやすくなったり、肌あれを起こすことも。

シミ・ソバカス
紫外線を浴び続けると、微弱な炎症が続きシミの原因に。メラニンだけでなく、メラノサイトの数も増えてしまう。
 
夏こそ
“パックとマッサージ”
お手入れをしよう!
 
暑くてスキンケアが億劫に感じてしまう時こそ、「肌が気持ち良いと感じる使用感」「心地よい香り」など、使うことが楽しみになるスキンケアを選びましょう。おすすめは、パックやマッサージです。パックで失われた水分をしっかりチャージし、マッサージによって適度な緊張感を与え、血行を促進することができます。また、マッサージにより、クマやくすみ、むくみにアプローチできるだけでなく、その後のスキンケアの浸透もよくなります。


(*)美白とは、メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐこと
(**)くすみ:古い角質や汚れによる
梅雨時期の汗対策
2022/06/01 00:00
今年も梅雨シーズンの到来です。湿度が高くじめじめとした梅雨は、身体や肌もストレスを感じやすく体調不良や肌トラブルを引き起こしやすい季節です。梅雨時の肌トラブルを防ぎながら、すっきりと快適に過ごせる工夫をしていきましょう。
 
 
6月の肌環境と肌状態
グラフのように、この時期は気温の上昇とともに湿度も高くなるため、汗をかきやすくなります。汗は体温調節という大切な役割をしていますが、大量の汗によって肌がベタついたり、蒸れたりして肌トラブルを引き起こしてしまうことも。上手な汗対策が必要です。
この時季の肌は‘高湿度’と‘低湿度’を行ったり来たり…
 
屋外は‘高湿度’!
 
  •  
    ●肌表面の汗が蒸発しにくいため、じめじめ、ベタベタとした不快感がある。
    ●気温の上昇と共に皮脂量も増加してベタつく。
    ●毛穴が広がり、汚れが付着しやすい。毛穴の黒ずみや詰まり、ニキビなどになりやすい。
エアコンの効いた室内は‘低湿度’!
 
  •  
    ●肌表面の汗が蒸発する時に、肌内部の水分も一緒に奪ってしまう。
    ●乾燥から守ろうとして皮脂分泌が過剰になり、肌表面がベタつく。肌内部の乾燥が進み、インナードライになる。
お手入れのポイント

①汗をこまめにふき取る!
②クリームではなくジェルタイプにするなど使用感の軽いスキンケアを選ぶ
③お肌をひきしめる美容液やパックを使用する
④サラッとした使い心地の皮脂吸着効果のあるフェースパウダーを使用する