お肌の花粉対策
2020/02/01 00:00

今年の立春は2月4日。暦の上では春ですが、実際には気温が最も低い時期です。これから春が近づいて暖かくなってきますが、肌状態は季節を後追いするため、角層のバリア力が弱くなり、乾燥によるダメージが蓄積している状態です。そして、2月は紫外線や花粉の飛散など、外部刺激による肌トラブルが起こり、肌がゆらぎやすくなります。ターンオーバーを整えて、季節の変わり目を上手に乗り切りましょう!


 
ゆらいだ肌ってこんな状態
■ダメージを回復させようとターンオーバーが早まり、自らの潤いを生み出せずますます乾燥し、バリア力も低下する。

■紫外線や花粉などの外部刺激によって炎症が起こる。

■赤くなったりひりついたりかゆくなったり、一時的に肌あれが起こり、敏感になる。
春になる前の寒い冬を過ごしてきた2月のお肌は、角層のバリア機能が十分に機能せず、肌不調(ゆらぎ)を起こしやすい状況です。ゆらいだ肌は、まず低刺激なものでシンプルなお手入れをしてあげましょう。外部刺激を受けないように保護機能を高めるお手入れも大切ですが、まずは通常の肌状態へ戻してあげて、肌の様子を見ながらバリア力を強化するお手入れを取り入れるようにしましょう。
この時期は、さらに花粉も!
ゆらいだ肌に追い打ちをかけるように、花粉の季節に突入。花粉症はくしゃみや鼻水、目のかゆみなどがよく知られていますが、肌あれによる赤みやかゆみも花粉症のひとつです。上まぶたやほお骨、あご、首が症状が出やすいと言われています。早めに予防のケアを始めましょう。
  • お肌にやさしいクレンジング&洗顔を
    外出先から帰ったら、できるだけ早くお肌から花粉を落としましょう。お肌に負担の少ないクレンジング・洗顔料を使用して。
  • お肌のバリア力をアップさせる
    水分・油分をバランスよく与え、ヒアルロン酸・セラミドなどお肌のうるおい成分を美容液等で補充してあげましょう!
  • フェースパウダーをしっかりと
    お肌に負担をかけないベースメイクの仕上げは、フェースパウダーを重ねてサラサラ肌へ。花粉が肌に付きにくくなります。
  • 花粉を家に持ち込まない
    外から帰ったら、服に付いた花粉を払って家の中へ。髪もブラシを使って払いましょう。