‘ヒアルロン酸’と‘セラミド’
2020/11/02 00:00
秋が深まり、冬の訪れを感じ始める季節になりました。これからは気温や湿度がますます低下し、乾燥が進みやすくなってきます。いまから冬に向けての肌準備を始めましょう。やはり、まずは「保湿」です。今月は、肌に元々存在する天然の保湿成分‘ヒアルロン酸’と‘セラミド’についてご紹介します。
冬に向けての肌準備は万全ですか?
保湿成分としてよく耳にする「ヒアルロン酸」や「セラミド」は、肌に元々ある天然の成分ですが、年齢とともに減少していきます。 秋から冬にかけては、外気やエアコンによる肌の乾燥にプラスして、気温の低下によって新陳代謝が低下し、ターンオーバーも乱れるため、肌が自ら生み出す力も低下してしまいます。すると、ヒアルロン酸やセラミドの量も低下してしまうのです。
これからの季節は、積極的に補うことと、うるおいを高めるお手入れを取り入れていきましょう。
お肌をうるおいで満たす
ヒアルロン酸
■表皮と真皮両方に存在する
■湿度が低い時でも多量の水分を保持できる
■必ず水と一緒に存在し、ヒアルロン酸を増やすことで、表皮・真皮に水分が行き渡る

  • 乾燥を感じたら、まずはコレ!

    肌の保水力を高めてくれる‘ヒアルロン酸’。乾燥を感じたらまずはうるおいを補給してあげましょう。
    特に今のマスク生活では、マスクの中は蒸れて水分を多く感じがちですが、マスクを外した直後に水分が一気に蒸発して乾燥します。常備して、化粧直しに美容液をプラスしてみても良いですね。
お肌を外部刺激から守る
セラミド
■表皮の一番外側(角層)に存在する
■細胞同士をしっかりとつなぎ合わせ、バリアを形成
■水分が逃げないように閉じ込めるとともに、外部刺激からお肌を守る

  • うるおいをキープできる肌に

    何をしても、「まだ乾燥する…」「肌あれも気になる」という方は、うるおいを保つことができていないのかもしれません。‘セラミド’で乾燥を防ぐうるおいバリアを作ってあげましょう。
    また、洗顔時に熱めのお湯を使うことによって、角層からセラミドが流出しやすくなります。セラミドを与えるだけでなく、逃さないことも重要です。そして、‘ヒアルロン酸’とのW使いがおすすめです。