‘セラミド’で全身ケア
2020/01/06 00:00

冬も本格的な寒さを感じるようになってきましたが、お肌の状態はいかがですか?
冬は「うるおいを持続できる肌状態であるか」が重要なポイント。そして、そのカギを握るのが角層にある『セラミド』です。乾燥に負けないうるおいに満ちた肌づくりを意識して、新年のスタートを気持ちよくきりましょう!

顔も!ボディも!ヘアも!セラミド不足に要注意!
  • 外気の乾燥や気温の低下でターンオーバーが乱れると、肌が自らセラミドを生み出す力も低下。また、洗顔時に熱いお湯を使ったり、こすることによってセラミドは流出します。つっぱりを感じたり、小じわができることも。セラミドのアイテムを使い続けることで肌のバリア機能が強化され、お肌も丈夫になっていきます。
ベースメイク
  • 乾燥が進むと、肌表面が粉をふいたようになったり、皮がむけたようになることもあります。そんな肌状態では、ファンデーションののりも悪く、粉っぽく仕上がってしまいます。まずは、セラミドで乾燥やカサつきを落ち着かせてあげましょう。
ボディ
  • 皮膚が厚く、面積が広いボディは、実は顔よりも乾燥しやすいと言われています。また、冬はウールのセーターやフリース、発熱素材のインナーなどにより電気がたまりやすく、静電気の刺激でさらにお肌のダメージに。カサついて粉がふいたようになったり、かゆみが出るなど、乾燥が進行する前に、セラミドを積極的に取り入れて。
ヘア
  • セラミドは年齢と共に減少する傾向があり、加齢によって、どうしても乾燥しやすい髪質へと傾いていきます。ハリやコシがなく、パサつきがち。静電気も起こりやすい。というサインを感じたら、髪の毛にもしっかりとセラミドを補給してあげましょう。
冬のお手入れのポイントは、保湿とマッサージによる血行促進!
2019/12/02 00:00

いよいよ12月。クリスマスや年越しで華やかなイメージとは対照的に、肌環境はとても過酷です。気温の低下や乾燥、室内外の温度差により、肌状態は乱れがちで、冬特有のトラブルも…。この時期のお手入れのポイントはスキンケア、ボディケア、ヘアケアともに、「保湿」と「マッサージによる血行促進」です。過酷な冬を乗り切るために、パーツ別にしっかりと対策をしていきましょう。

   


スキンケア
気温が低下すると、皮脂と汗の分泌が減少して肌を乾燥から守ってくれる皮脂膜が作られにくくなります。乾燥すると、外部刺激に対しての抵抗力が弱まり、肌老化を進ませてしまいます。

①スペシャルケアで補う!
ローション・エマルジョンで水分・油分を補うことはもちろんですが、不足しやすいうるおい成分はスペシャルケアで補ってあげましょう。冬はクリームやオイル類もおすすめ。油性成分が多く、保湿効果の持続が期待できます。

②皮膚温をあたためる!
常に外気に触れていて皮膚温が低下しやすい顔は、温めたパックタオルやマッサージで血行促進してあげましょう。新陳代謝が活発になり、皮膚の吸収能力が高まります。

 

ボディケア
乾燥が進むと炎症を起こしたり、ほんのわずかな刺激でもかゆみを生じます。また、寒さで血流が悪いと冷えを感じることも。

入浴剤を使い分け!
代謝が鈍る冬におすすめなのが入浴です。乾燥が気になる方には保湿系入浴料を、冷えが気になる方にはソルト系入浴料がおすすめ。お風呂に浸かるだけで身体のすみずみに美容成分が行き渡り、乾燥対策や冷え対策ができます。  
  • 〔保湿系入浴料〕
    入浴で膨張した肌は、保湿成分が浸透しやすく肌表面に 吸着するだけではなく、角層内部にまで浸透するので、 入浴後の肌がしっとりすべすべになり乾燥から肌を守ることができます。
  • 〔ソルト系入浴料〕
    塩類が皮膚表面のタンパク質と結合して膜を作り、この膜が熱を放散を防ぎます。その為、入浴後の保温効果が高く、湯冷めしにくいのが特長です。

ヘアケア
冬は髪や頭皮にも様々なトラブルが現れます。乾燥により髪は傷みやすく、血行不良により健康な髪が育ちにくくなります。髪のケアはもちろん、髪を育むケアが必要です。

ブラッシングを習慣に!
髪にも頭皮にもブラッシングが効果的。頭皮をマッサージした時と同様の効果があり、血行が促進され、健康な髪が生まれる環境に整えます。乾燥しすぎていたりダメージ状態が続くと静電気が起こりやすくなるので、ブラッシング前にアウトバス用のヘアオイル等をなじませ、保護してあげましょう。
お悩み別ハンドケアで、手はもっとキレイになれる!
2019/11/01 00:00

日に日に秋が深まってきましたが、お肌にも季節の変化が現れてきます。特に乾燥を感じやすいのが『手』。手の乾燥やカサつきは、手荒れの初期段階。放っておくと、ささくれやひび割れ、あかぎれなどの肌荒れに繋がってしまいます。手荒れは一部分に発生すると手全体へ広がっていくため、こまめなケアで早めの対策が必要です。



 
  お悩み別ハンドケアで、手をもっとキレイに!
 
手のシワやキメの乱れが悩みの人は、集中的な水分補給を!

原因は、角層の水分不足と紫外線によるダメージです。また、手の甲から指にかけては、加齢とともにキメが乱れ、シワが深く目立ってきます。

 
ふっくらとした肌にするためには、水分を肌の中に長くとどめるような週1~2度の集中保湿ケアがおすすめです。お顔のお手入れでもパックなどの集中ケアは短時間で効果を発揮しますが、手も同様です。
キメの乱れが目立つ手の甲にハンドクリームをつける時は、こすりすぎないようにしましょう。関節や指のシワには、なで広げるように指1本1本丁寧になじませます。集中&毎日のこまめなケアが大切です。

 


荒れやすい指先や乾燥しやすい爪が悩みの人は、しっかりと油分の補給

指先は、身体の末端にあるため、血液循環が悪くなりやすい部位です。さらに、さわる・つまむ・押すなど、常に何かに触れていて水分や油分が奪われやすい状況です。また、爪の乾燥しやすく、傷みが目立ちやすい部分です。

 

ささくれや手荒れが深刻な場合は、手あれ改善効果の高いハンドクリームがおすすめ。荒れやすい指先や爪の周りまでしっかりとクリームを塗りこみます。爪には、油分と爪の成分であるケラチンを補い、甘皮の部分までマッサージしましょう。夜は通気性のよい絹の手袋でケアを。




手のシミが悩みの人は、手の美白ケアを!

手は、常に紫外線にさらされていて、加齢とともにターンオーバーが乱れると、増えたメラニン色素が肌内部に溜まりやすくなります。また、手荒れややけどなど炎症を繰り返すこともシミの原因になります。

 

手の美白は、炎症をおさえることも大事なポイント。紫外線や手荒れから手を守り、こまめに美白成分を補うために、手洗いの度に美白効果のあるクリームの付け直しを習慣にしましょう。

 
お出かけ前、水仕事の後、おやすみ前…ハンドクリームをこまめにつけて、キレイな手を保ちましょう。ハンドクリームをつける際は、手のひらでクリームを温めてからつけると、より浸透しやすくなります。

 

秋、お肌のうるおい力を高めよう!
2019/10/01 00:00
本格的な秋の訪れを感じる10月。
少しずつ暑さから解放されてようやく過ごしやすい季節となりました。
それと同時に、気温・湿度ともに低下し始めるため、お肌は乾燥や肌トラブルが起きやすい状態です。
「洗顔後に肌がつっぱる」「かさついてファンデーションのノリが悪い」「保湿をしていても乾燥する」というお声が多いのもこの時期。夏の疲れを引きずったまま秋冬を迎えることのないように、お肌のうるおい力を高めるお手入れが必要です。
秋のお肌はこんな状態
■ターンオーバーの乱れによる角層の乱れ
⇒乾燥・かさつき・ごわつき・キメの乱れ

■気温低下による血行不良
⇒ターンオーバーの乱れ
⇒うるおい成分が作られにくい

■皮脂膜の減少
■外気の湿度低下
⇒水分が蒸発しやすい
あなたのスキンケア、本当に合ってる!?正しいやり方をチェック!
<クレンジング・洗顔編>
□クレンジングはとにかく洗浄力を重視、と思っていませんか。
 …肌状態に合わせた洗浄力のものを選んで。
□ゴシゴシこすっていませんか。
 …20gの力(生卵を持つ感覚)で洗いましょう。
□寒いから、お湯の温度を高くしていませんか。
 …余計に乾燥してしまう可能性が有ります。
<ローション・エマルジョン編>
□たっぷりの量を一度でつけていませんか。
 …何回も重ねづけするのがポイント。
□ローションをしてすぐエマルジョンをつけていませんか。
 …ローションが浸透したかをしっかり確認しましょう!
□部分保湿を面倒だと思っていませんか。
 …乾燥しやすい部分はより保湿ケアをしてあげましょう。
もっとうるおい力のある肌に!
ローション&エマルジョン、つけ方次第でこんなに違う!
ローション
  • ポイント1.タイミング
    洗顔後はなるべく早くローションでうるおいを与えることが大切です。
    1、 顔全体
    2、 まぶた全体
    3、 おでこや口元
    ハンドプレス5秒位
  • ポイント2.使用量
    1回の使用量も大切!手の平が肌に吸い付くような感触になるまで、
    何度も(3~4回位)くりかえし重ねづけ!
    重ねづけ3~4回
  • ポイント3.浸透確認
    肌表面がペタペタせずに、なめらかになっているか確認。
    足りなかったらもう1回(2回でも)!
    じっくり浸透2~3分
エマルジョン
  • 手が冷たい時は、手の平をあたためてからつけることもおすすめ!
    ※ローションも同様に…
    ハンドプレス5秒位
保湿ケアの第一歩は、正しい「洗顔」から。また、うるおいを与えるだけでなく、「落とす」「与える」の2つのバランスが大切です。本格的な乾燥が始まる今こそ、スキンケアを見直して、肌本来のうるおい力を育てましょう。