夏のヘアケアで美髪を手に入れる!
2022/08/01 00:00
毎日暑い日が続きますね。暑くなると汗や皮脂、紫外線などのダメージで髪や頭皮にトラブルを感じる方が増えてきます。お肌と同様、夏のヘアダメージは秋に現れやすいため、いまからのお手入れが秋の美髪につながります。
夏の頭皮・髪の状態は?
夏の頭皮には
毛穴の皮脂を取り除き、
清潔な頭皮を保つケアを!

  • ①頭皮のクレンジング
    シャンプーだけでは落ちにくい、毛穴に詰まった皮脂や汚れをすっきり取り除いてくれる。気になる頭皮のニオイやベタつきもスッキリ!

  • ②シャンプー前のブラッシング
    髪の表面についたホコリやスタイリング剤、頭皮の皮脂などを浮かせてくれる効果があるので、シャンプーをした時に汚れが落ちやすくなる。

  • ③硬くなった頭皮を刺激
    シャンプーやクレンジング後に、医薬部外品のローションやセラムで、健やかな髪を育てよう。頭皮をマッサージして刺激し、ハリコシのある髪に!


夏の髪は
紫外線による髪のダメージを防ぎ、
キューティクルを引きしめるケアを!

  • ①髪内部の成分を補う
    紫外線でキューティクルにダメージが及ぶと、髪内部の成分が流出。髪と同じ成分のケラチンを配合したシャンプーやトリートメントを取り入れて。

  • ②洗い流さないトリートメント
    髪表面のキューティクルをコーティングするトリートメントは、日中のダメージから髪を守ってくれるのでおすすめ。なめらかに整えて、ツヤ感もUP。

  • ③ドライヤーの熱からも守る
    ドライヤーはキューティクルが開いてダメージの原因に。吸水性のよいタオルでドライヤー時間の短縮をしたり、熱から髪を保護するアイテムを。
お肌も夏バテ!?
2022/07/01 00:00
いよいよ夏本番!過酷な夏は様々な不調が重なり、お肌も夏バテ状態になってしまいがちです。身体の健康状態はもちろんですが、お肌も夏バテ予防を兼ねたお手入れが必要です。
 
お肌が夏バテの状態とは?
身体が夏バテするように、過酷な夏はお肌も夏バテ気味かもしれません。

ターンオーバーの乱れ
強い紫外線の影響でターンオーバーが乱れがちになり、お肌がゴワつく。

角層の乱れ
室内ではクーラーよる乾燥・屋外では大量の汗という環境により、角層が乱れ水分が逃げやすくなる。(=インナードライ)

皮脂分泌の増加
気温の上昇により皮脂分泌が増え、テカリやベタつきが気になるように。べたつくと汚れが付着しやすくなったり、肌あれを起こすことも。

シミ・ソバカス
紫外線を浴び続けると、微弱な炎症が続きシミの原因に。メラニンだけでなく、メラノサイトの数も増えてしまう。
 
夏こそ
“パックとマッサージ”
お手入れをしよう!
 
暑くてスキンケアが億劫に感じてしまう時こそ、「肌が気持ち良いと感じる使用感」「心地よい香り」など、使うことが楽しみになるスキンケアを選びましょう。おすすめは、パックやマッサージです。パックで失われた水分をしっかりチャージし、マッサージによって適度な緊張感を与え、血行を促進することができます。また、マッサージにより、クマやくすみ、むくみにアプローチできるだけでなく、その後のスキンケアの浸透もよくなります。


(*)美白とは、メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐこと
(**)くすみ:古い角質や汚れによる
梅雨時期の汗対策
2022/06/01 00:00
今年も梅雨シーズンの到来です。湿度が高くじめじめとした梅雨は、身体や肌もストレスを感じやすく体調不良や肌トラブルを引き起こしやすい季節です。梅雨時の肌トラブルを防ぎながら、すっきりと快適に過ごせる工夫をしていきましょう。
 
 
6月の肌環境と肌状態
グラフのように、この時期は気温の上昇とともに湿度も高くなるため、汗をかきやすくなります。汗は体温調節という大切な役割をしていますが、大量の汗によって肌がベタついたり、蒸れたりして肌トラブルを引き起こしてしまうことも。上手な汗対策が必要です。
この時季の肌は‘高湿度’と‘低湿度’を行ったり来たり…
 
屋外は‘高湿度’!
 
  •  
    ●肌表面の汗が蒸発しにくいため、じめじめ、ベタベタとした不快感がある。
    ●気温の上昇と共に皮脂量も増加してベタつく。
    ●毛穴が広がり、汚れが付着しやすい。毛穴の黒ずみや詰まり、ニキビなどになりやすい。
エアコンの効いた室内は‘低湿度’!
 
  •  
    ●肌表面の汗が蒸発する時に、肌内部の水分も一緒に奪ってしまう。
    ●乾燥から守ろうとして皮脂分泌が過剰になり、肌表面がベタつく。肌内部の乾燥が進み、インナードライになる。
お手入れのポイント

①汗をこまめにふき取る!
②クリームではなくジェルタイプにするなど使用感の軽いスキンケアを選ぶ
③お肌をひきしめる美容液やパックを使用する
④サラッとした使い心地の皮脂吸着効果のあるフェースパウダーを使用する
ボディのトータル美白*ケア
2022/05/02 00:00
4月にすでに夏日を記録した地域もあるようで、気温とともに紫外線量もどんどん増えています。お顔と同じように、ボディの美白ケアは万全ですか?うっかり日やけをしないためにも、UVケアにプラスしてすみずみまでボディのトータル美白ケアをしましょう。
*美白:メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐこと
SPF・PAについて
SPF
UVBによって起こる炎症を防止する目安の数値。何もつけていないお肌が赤く日やけし始めるまでの時間を「×SPF値」分だけ遅らせることができる。最大値は50+。
PA
UVAをどの程度防止できるかという目安。
PA+    防止効果がある   
PA++    防止効果がかなりある
PA+++   防止効果が非常にある
PA++++   防止効果が極めて高い
Step1
守る+美白
お肌が露出する部分には、しっかりと日やけ止めを!日やけ止めにも色々な種類がありますが、美白効果がプラスされているものがおすすめです。塗布する際は、①十分な量をムラなく伸ばす ②2~3時間おきを目安に塗り直し を意識してみてください。また、上の表を見ながら、自分の生活シーンに合わせてSPFやPAの強さを変えてみても良いかもしれません。
Step2
落とす
  • お肌を守るだけではなく、メラニンを含む古い角質を洗い流すことも大切です。AHA配合のボディソープなら、古い角質をやわらかくして取り除きやすくしてくれます。
    また、マッサージペーストなどで週1の角質ケアもお忘れなく! 次に使用する美容液やボディローションの効果を感じやすくなります。
Step3
つくらせない
  • 腕や首のように紫外線が当たる部分は日やけをしますが、摩擦による刺激を受けやすいひじやひざはさらに色素沈着して黒ずみになることも。ボディのトータル美白を目指すなら、ボディ用の美白美容液で露出していない部分もぬかりなくケア。
    仕上げにサラサラのボディパウダーを重ねれば、透明感のある夏肌に!
増えてる!ニキビのお悩み
2022/04/01 00:00
「突然ぽつんとニキビができる」「同じところにニキビができる」「ニキビが悪化しやすい」等、マスク生活になってから、ニキビが気になり始めた方が急増しています。だんだんと気候も暖かくなり、皮脂分泌も盛んになる時期です。もう一度ニキビケアを見直しましょう。
ニキビについておさらい
ニキビの主な原因はアクネ菌の増加です。今の季節は暖かくなることによって自然に皮脂分泌が増えますが、過剰な皮脂分泌はニキビを悪化させることも・・・。また、新生活や環境によるストレス、ホルモンバランスの乱れ、マスクによる蒸れなど要因は様々です。
アクネケアのポイント
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①過剰な皮脂と古い角質を除去
  • アクネ菌の栄養となる皮脂を取り除いてあげましょう。毛穴の入り口が狭くなってしまわないように、クレンジングや洗顔で古い角質や角栓も除去を。パックを取り入れるのもおすすめ。
②うるおいを与える
  • アクネケア用の化粧水をたっぷりと。重ねづけして、美容成分をお肌のすみずみ(角層)までいきわたらせます。乳液もジェルタイプならべたつかずにみずみずしい使い心地です。
③スキンフローラ*のバランス
  • お肌には善玉菌や悪玉菌などたくさんの菌が存在しています。美肌を保つ‘美肌菌’が増えると、お肌を守る力が高くなり、ニキビもできにくくなります。スキンフローラを整える菌活にも注目してみましょう。
    *皮ふ常在菌叢
④気になる部分を集中ケア
  • 持ち運びに便利なスポッツタイプの美容液は、気になる部分に集中的にアプローチできる優れもの。メイクの上から使用できるタイプなら、いつでもケアできますね。スキンケアとの併用で、トータルケアを目指しましょう。
⑤繰り返さない
  • ニキビを繰り返さないためには、日頃からのアクネケアが大切。ニキビを防ぐ薬用のスキンケアを使用しましょう。炎症がひどい時は、放っておかず、早めに皮ふ科医に相談しましょう。
紫外線のおはなし
2022/03/01 00:00
少しずつ寒さから解放される日が増えてきました。まずは、春から増える紫外線からお肌を守りましょう。紫外線は365日季節を問わず降り注いでいるので、紫外線ケアにお休みはありません。今回は、紫外線についてじっくりとお話しします。
UVA・UVBってなに?
地上に届く紫外線は「紫外線A波(UVA)」と「紫外線B波(UVB)」の2種類があります。お肌に与える影響も様々なので、まずは紫外線の特徴を理解しておきましょう。
UVA
●地表に届く紫外線の約9割。
●真皮の奥まで到達し、シミを濃くしたり、シワやたるみの原因に。
●ガラスや雲を通過するため、気づかずに浴び続け、サンタン(赤くならずに黒くなる日やけ)を起こす。
●浴び続けるとメラノサイトが活性化し、シミが濃くなる。
UVB
●エネルギーが強い。
●サンバーン(赤くなる日やけ)を起こす。
●主に表皮にダメージを与え、シミ・そばかす・乾燥を引き起こす。
●赤く炎症を起こしたり、シミ・そばかすの原因に。
月ごとに違う照射量
UVBは、7~8月の間が特に強くなり、冬になると一気に量が減ります。一方、UVAは3月頃から増え始め4~9月まで強い時期が続き、冬になっても半分程度しか下がりません。UVAは1年の変動が少ないので、年間を通して気をつけなければいけません。

天気によっても全然違う
雲は太陽光を遮るため、雲量や雲の状態など、天気の変化も紫外線量に大きな影響を与えます。 快晴の日のUV量を基準とし、天気ごとの相対的な割合を示しました。晴れであれば、快晴の場合と量はほぼ同じ。 薄曇りの場合は、快晴の約8~9割、曇りの場合は、快晴の約6割に。さらに雨の場合は、快晴の約3割まで減ります。 (雲の状態、時間、標高、季節、地域などによって変化します)
花粉に負けない!
2022/02/01 00:00
今年は2/4が立春ですが、まだまだ寒い日が続きます。季節を後追いする肌は、12月・1月の寒さや乾燥による代謝不良の影響で一番うるおいが不足して乾燥しやすくなっています。さらに、この時期は花粉の飛散も始まります。お肌を取り巻く環境に合わせたお手入れをしていきましょう。

花粉がお肌に与える影響
今年の花粉情報によると、スギ花粉が飛び始める時期は全国的に平年並みで、早いところでは2月上旬の見込みです。
私たちのお肌には本来、外部刺激や異物から守る「バリア機能」が備わっています。このバリア機能において、重要な働きをしているのが、表皮の最も外側にある「角層」です。 乾燥する季節は角層からうるおいが失われて、バリア機能が低下して刺激を受けやすくなっています。 その状態で花粉が肌に付着すると、肌トラブルの要因となるので注意が必要です。
お肌も季節の対策をしましょう!
低刺激なスキンケア
  • 肌が不安定に感じる時は、低刺激処方でしっかりうるおうスキンケアを選びましょう。 まずは敏感なお肌を健やかな状態に保つことが大切です。
ターンオーバーを整える
  • 冬のお肌は新陳代謝が鈍り、古い角質が残りやすくなります。肌のくすみやゴワつきは気になりませんか? 洗顔は、ターンオーバーをサポートすることに繋がります。帰宅後は、できるだけ早くお肌から花粉や汚れを落としましょう。
セラミド補給
  • 乾燥している今の季節は、お肌のバリア機能が低下しがちです。 水分・油分をバランスよく与え、セラミドなどお肌のうるおい成分を美容液等で補充して、お肌のうるおいバリアを高めましょう。
素肌にならない
  • コロナ禍でのマスクの着用が日常的になりましたが、ノーメイクでいるとマスクから出ている肌に花粉が付着したり、マスクによる摩擦が刺激となることも。 化粧下地やフェースパウダーでお肌を守りましょう。
ボディにはボディの乾燥対策を!
2022/01/05 00:00
みなさんは、新年どのように過ごされましたか?外にいても、家の中にいても、やっぱり冬に気になるのは、乾燥!今回は、ボディの乾燥対策をご紹介します。
ボディ特有の乾燥の原因は?
お顔はいつでも外気にさらされているのに対し、ボディはいつも衣服に覆われています。この違いのように、乾燥対策と一言で言っても、お顔とボディでは対策が異なります。ボディ特有の乾燥の原因を知って、お手入れ方法を見直してみましょう。
パーツ別に対策を!
ボディ全体
  • 皮脂がもともと少ないボディは、乾燥が悪化しやすい。冬はウールのセーターやフリース、化学繊維のインナーなどにより電気がたまりやすく、静電気の刺激でお肌のダメージに。さらに、うるおいが不足した状態での暖房器具の使用(こたつ・電気毛布など)は要注意!乾燥が進み、かゆみを引き起こすことも。

    外でも家でも、冬はどこも乾燥状態。
    夜だけでなく、朝・日中もこまめに保湿しましょう。
ゴシゴシ洗いは乾燥の大敵!


お肌のゴシゴシ洗いは角層が傷つき乾燥を悪化させます。かゆみの原因にもなってしまうので、天然素材のタオルを使用したり、泡で洗うようにしましょう。
  • 手洗いや消毒を繰り返すことで皮脂や水分が失われて、手は常に乾燥状態。 今の時期は気温も湿度も下がるので、バリア機能が低下して刺激を受けやすくなったり、反対にゴワつきを感じやすくなることも…。

    手洗い後はハンドクリームを!
    手のパックや夜の集中ケアで翌朝しっとり
かかと
  • かかとは、全体重の圧がかかって、その刺激で角層は厚くなる。 (顔の角層は約15層、かかとの角層は約50層)
    さらに冬はターンオーバーの低下や乾燥によってかかとの角層は厚く硬くなりやすい。

    ボディクリームを塗る前に、
    角質ケアをすることでより浸透がよくなります
「疲れ」にさよなら
2021/12/01 00:00
気温が下がり、寒さが厳しくなると、朝起きられない、疲れがなかなか取れない…などの不調を感じることはありませんか?冷えによる血行不良や、外に出る機会が減ると運動量が落ち、疲労物質が体にたまりやすくなります。今月は疲労回復のポイントをご紹介。2021年の疲れにさよならをして、気持ちよく新年を迎えましょう。
疲れはどこからやってくるの?
疲労回復のための4つのポイント
①血行促進
  • 入浴やお風呂でできるマッサージなどで血行を促進しましょう。血液中の疲労物質が代謝されます。
②睡眠
  • ぐっすり眠ることで成長ホルモンが分泌され、代謝が高まり疲れがとれます。
③適度な運動
  • 疲れを溜めこまないために、適度な運動をしましょう。スポーツや仕事で大量の疲労物質が発生したときは、クールダウンにストレッチや有酸素運動がおすすめ。
④栄養補給
  • ストレス解消、細胞の活性化など、栄養素の働きは様々。バランスのよい食事でいきいきした身体作りを。
「リンパ」について学ぼう
2021/11/01 00:00
秋が深まり、寒さを感じる日が増えてきました。気温・湿度の低下とともに肌代謝の低下によって、様々な肌トラブルが起こるようになってきます。冬のお手入れで大切な「血行促進」をより効果的にするためには、リンパの流れをよくすることが重要です。
リンパってなに?
血管と同様、全身に網目のように張り巡らされているのがリンパ管です。そして、そのリンパ管を流れるのがリンパ液。 血液は心臓のポンプ作用によって全身を流れていきますが、リンパは自分で流れていくことができず、内臓や血管が動く振動、関節や筋肉の運動でゆったりと流れていくので、運動不足や血行不良、疲れや寒さ、ストレスなどで滞りやすくなります。

~リンパ液の働き~
むくみ・クマ・たるみ
マスク生活で肌トラブルも!
お顔もボディと同じで、首や肩が凝るとリンパの流れが滞り、むくみやクマ、たるみなどのトラブルにつながることも。
最近では「フェイスラインのゆるみ」「ほうれい線」などのお悩みが多く聞かれます。 これは、コロナ禍でマスク生活が習慣化され表情筋を動かすことが少なくなったことも原因の一つです。
また、紫外線や加齢によってリンパ管はもろくなります。効率よく肌代謝を高めるには、マッサージなどでリンパの流れをよくすることが大切です。