手の乾燥には角質&集中ケア
2021/01/05 00:00
コロナ禍での新年、どんな風に過ごされましたか?手洗いやアルコール消毒が当たり前になっていますが、手荒れを気にされる方が多くなっています。アルコール消毒が染みて痛い…なんてことも。ハンドクリームだけでなく、プラスのケアでもっと手肌にうるおいを与えてあげましょう。
手は刺激を受けっぱなし!
  • 手洗いやアルコール消毒をする機会が増えた今、手荒れのお悩みが多くなっています。
    手洗いや消毒を繰り返すことで皮脂や水分が失われて、手は乾燥状態になってしまいます。 今の時期は気温も湿度も下がるので、バリア機能が低下して刺激を受けやすくなったり、反対にゴワつきを感じやすくなることも…。今までよりもこまめなケアが必要になります。
    まずは、手洗い・アルコール消毒のたびにハンドクリームで保湿をすることを心掛けていきましょう。そしておうちでできる角質&集中ケアで、より手肌にうるおいを!

角質ケア

冬の寒さで手肌が冷えると毛細血管が収縮し、血流が悪くなってしまいます。すると肌のターンオーバーが乱れ、古い角質が肌に残りやすくなります。さらに、乾燥により水分が失われ、角層が硬くなりゴワつく原因に。

  • ハンドクリームの浸透*をサポート

    まずは、角質ケアアイテムで古い角質をしっかり取り除いてあげましょう。力を入れずに、かる~くマッサージを。手の甲、手の平、指先や爪回りも忘れずに!その後につけるハンドクリームがなじみやすくなります。
    *角層まで
集中ケア

お顔にパックをするように、手にもスペシャルなケアを。水仕事をよくした日やハンドクリームを塗ってもすぐ乾燥するといった日におすすめです。寝ている間やテレビを見ながらなど、‘ながら’でケアができるものだと取り入れやすいですね。

  • 10~15分の集中パック

    おすすめは、美容エキスや保湿成分が入った手袋型のパック。パックをしながらスマホを操作できるアイテムもあり、手軽さが魅力。10~15分でしっとりもちもちの手肌に。

  • シルクの手袋で翌朝しっとり

    ハンドクリーム×シルクの手袋で就寝時もケアを。手袋がラップのような働きをし、保湿成分が浸透しやすくなります*。シルクは吸湿性・放湿性があるのでつけて寝てもムレずに快適。
    *角層まで
冬のボディ2大トラブル
2020/12/01 00:00
一気に寒さを感じるようになりましたね。冬になると、ボディの『乾燥』と『冷え』のお悩みを多く耳にするようになります。ボディケアは面倒という方も、入浴の仕方次第で簡単にボディを『乾燥』と『冷え』から守ることができます。少しだけ意識して、冬でもうるおいボディを保ちましょう。
入浴はやっぱり大事!
  • 代謝が鈍る冬は、やはり‘入浴’がおすすめです。以下のような効果があり、疲れた身体にも効果的です。

    ■副交感神経が働いて、心身がリラックス
    ■血行が促進され、筋肉がほぐれる
    ■眠る約1時間前に入浴することで、体温が下がり眠りやすくなる
乾燥対策
入浴時の温度は、何度くらいにしていますか?
  • ぬるめのお湯(38~40℃)に、20~30分つかるのがベストです。高温や長時間の入浴は避けましょう。
    保湿系入浴剤を使用し、さらにうるおいをチャージしてもよいですね。
いつも何で身体を洗っていますか?
  • 身体を洗うアイテムも、うるおい保持に大きな影響を与えます。天然素材のタオルか素手で洗いましょう。タオルでのゴシゴシ洗いは禁物です。
    ボディソープは保湿効果があるものを選んで。
お風呂に入った後はどんなケアをしていますか?
  • お風呂に入った後は、お風呂に入る前よりも乾燥しやすい状態。入浴後すぐにボディクリームなどをつけましょう。
    タオルドライの間にも乾燥は始まっているので、お風呂から上がったら10分以内のケアがおすすめです。
冷え対策
入浴中、何かしていますか?
  • 忙しいときでもシャワーだけで済ませず、しっかりとお湯に浸かることが大切。全身浴と半身浴を交互に行うと、疲れた身体に効果的です。
    また、お風呂の中で足のマッサージを。ほぐして血行をよくしてあげましょう。
いつもどこから洗っていますか?
  • 身体の洗い方にも注意!
    冷えやすい末端(足先・手先)から心臓に向かってマッサージするように洗いましょう。温感マッサージペーストで、凝りやすい首筋や肩、冷えやすい足やお腹をやさしく温めてもよいですね。
湯冷め対策はしていますか?
  • お風呂で温めた身体は、できるだけ冷やさないように温活アイテムで温かさを維持してあげましょう。入浴後はすぐに靴下や腹巻で保温して!
    そして、入浴後1~2時間以内に布団に入るように心掛けましょう。
‘ヒアルロン酸’と‘セラミド’
2020/11/02 00:00
秋が深まり、冬の訪れを感じ始める季節になりました。これからは気温や湿度がますます低下し、乾燥が進みやすくなってきます。いまから冬に向けての肌準備を始めましょう。やはり、まずは「保湿」です。今月は、肌に元々存在する天然の保湿成分‘ヒアルロン酸’と‘セラミド’についてご紹介します。
冬に向けての肌準備は万全ですか?
保湿成分としてよく耳にする「ヒアルロン酸」や「セラミド」は、肌に元々ある天然の成分ですが、年齢とともに減少していきます。 秋から冬にかけては、外気やエアコンによる肌の乾燥にプラスして、気温の低下によって新陳代謝が低下し、ターンオーバーも乱れるため、肌が自ら生み出す力も低下してしまいます。すると、ヒアルロン酸やセラミドの量も低下してしまうのです。
これからの季節は、積極的に補うことと、うるおいを高めるお手入れを取り入れていきましょう。
お肌をうるおいで満たす
ヒアルロン酸
■表皮と真皮両方に存在する
■湿度が低い時でも多量の水分を保持できる
■必ず水と一緒に存在し、ヒアルロン酸を増やすことで、表皮・真皮に水分が行き渡る

  • 乾燥を感じたら、まずはコレ!

    肌の保水力を高めてくれる‘ヒアルロン酸’。乾燥を感じたらまずはうるおいを補給してあげましょう。
    特に今のマスク生活では、マスクの中は蒸れて水分を多く感じがちですが、マスクを外した直後に水分が一気に蒸発して乾燥します。常備して、化粧直しに美容液をプラスしてみても良いですね。
お肌を外部刺激から守る
セラミド
■表皮の一番外側(角層)に存在する
■細胞同士をしっかりとつなぎ合わせ、バリアを形成
■水分が逃げないように閉じ込めるとともに、外部刺激からお肌を守る

  • うるおいをキープできる肌に

    何をしても、「まだ乾燥する…」「肌あれも気になる」という方は、うるおいを保つことができていないのかもしれません。‘セラミド’で乾燥を防ぐうるおいバリアを作ってあげましょう。
    また、洗顔時に熱めのお湯を使うことによって、角層からセラミドが流出しやすくなります。セラミドを与えるだけでなく、逃さないことも重要です。そして、‘ヒアルロン酸’とのW使いがおすすめです。
目元でお顔の印象は変わる!
2020/10/01 00:00
顔の印象が7割決まるといわれている「目元」。マスクをして口元が隠れると、目元の印象はさらに重要になってきますね。実際に、ベースメイクは薄め、アイメイクはしっかりする!等の声もあるようです。夏から秋に変わる今の時期から目元のお悩みは増えてきます。毎日のケアに目元の集中ケアをプラスしてあげましょう。
目元にお悩みが集中する理由
目元のお悩みを
ピンポイントで解決!


空気が乾燥し始めると、小ジワが気になり始めます。乾燥小ジワは表情の出る場所にできやすく、水分不足が主な原因。さらに加齢によるコラーゲン不足でハリが保てなくなり、深いシワやたるみが現れます。
  • 美容液やパックで
    水分補給!

    まずはうるおいを補給することが大切。いつものケアに保湿美容液をプラスしてあげましょう。目元にも使えるパックで速攻ケアも。コラーゲンに着目した美容液がおすすめ!

目の周りの皮膚は頬の1/2~1/3の薄さと言われています。そのため肌の内側の状態が表面に現れやすく、血行不良によってクマができたり、アイメイクを落とさない、目をこする等物理的刺激がくすみの原因になることも。
  • 血行を促進して
    明るい目元に

    目元の古い角質を落としたり、ホットタオルなどで目元を温めて血行促進をしてあげましょう。また、皮膚が薄くデリケートな目元は、専用のアイテムでしっかりケア。

夜更かし、ホルモンバランスなどにより、代謝機能が低下すると、身体に老廃物を溜め込みます。すると余分な水分を排出できず、むくみやすくなることも。特に、寝る前の水分の取りすぎは注意!
  • 代謝を促進して
    水分バランスを調整

    まずは就寝前の水分を控えめに!そして、マッサージやツボ押しで目の周りをすっきりと。
    目の下を5秒5回プッシュ。
おこもり美容を充実させよう
2020/09/01 00:00

もう9月。梅雨明けが遅かったせいか、夏が過ぎるのが早い気がしますね。コロナ禍における今年は外出する機会が減り、家で過ごす時間が増えたことで、「お手入れに時間をかけられるようになった」という方が多くいらっしゃいます。この機会を利用して自分のお肌を見つめ直し、なりたいお肌になるためのお手入れを充実させていきましょう。
マッサージで心身ともにリフレッシュ
忙しいときにはできなかったマッサージも、今から始めてみませんか?マスク&自粛生活ならではのお悩みも解決できるはず。



マスクをしていると、‘表情筋’を使わなくなります。この筋肉が衰えると、たるみやほうれい線の原因に。引き上げるマッサージでお顔の補正をしてあげましょう。(マッサージクリーム等をつけて行いましょう)
  • 顔マッサージ画像1

    顔マッサージ画像2
  • 顔マッサージ画像3


    顔マッサージ画像4
頭皮

紫外線や、気温上昇に伴う皮脂分泌量の増加により、夏の頭皮環境は悪化します。そして、そのダメージが顕著に表れてくるのが秋です。トニックなどを使った頭皮マッサージを習慣にしましょう。
  • 頭マッサージ画像1
    頭マッサージ画像2
    頭マッサージ画像3
ふくらはぎ

外出を控えることにより、長時間冷房の効いた部屋にいることが多くなります。すると身体が冷え、むくみの原因に。むくみは放っておくと脂肪に変わると言われているので、早めの対策をしてあげましょう。ボディ用ローラーを使ったマッサージ法を紹介しますが、もちろん手でもOKです。
  • 脚マッサージ画像1
    脚マッサージ画像2
    脚マッサージ画像3
もしかしてマスクトラブル?
2020/08/01 00:00
紫外線・乾燥・酸化の‘老化の3大要因’や気温や湿度の上昇による皮脂・汗の増加にプラスして今年はマスクによる肌トラブルが多くなっています。マスクのトラブルと言っても、トラブルの悩みは人それぞれ。また、マスクにより化粧をしなくなったなどの声も多く聞かれます。本当にいまのお手入れで大丈夫ですか?もう一度肌状態&ケア方法を見直してみましょう。
今年の夏はお肌にとって例年以上に過酷です
こんなこと気になりませんか?
もしかしたらマスクトラブルかも?

ニキビができてしまって
【原因】
マスクの中は高温多湿。特に汗や皮脂分泌が増えて、雑菌が繁殖しやすい状態です。マスクの摩擦も刺激になり、炎症を起こした赤ニキビができやすくなります。
 
  • まずは、アクネケア美容液などで、これ以上増やさないためにピンポイントケアを。そして、ニキビをできにくくするパックなどを取り入れましょう。増えた皮脂と古い角質を取り除いて毛穴が塞がらないようにする毎日のケアも大切です。
肌の
気になります…
【原因】
蒸れているので水分は多く感じますが、マスクを外した直後に水分が一気に蒸発して乾燥します。マスクの着脱を多くする方は要注意。
 
  • やはり、水分をしっかり与え、保持することが大切。マスクで汗をかきやすいため、汗をかいたらやさしく拭き取ることや日中のお肌への水分補給も忘れずに!
するのですが…
【原因】
マスクによる摩擦によってうるおいバリア機能が低下し、肌あれが起きています。  
  • まずは、お肌にやさしいスキンケアで肌をいたわってあげましょう。そして、セラミド配合の美容液などでお肌のうるおいバリア機能を高めて!フェースパウダーなどで、素肌が直接マスクの摩擦を受けないようにするのもおすすめ。
毛穴の
なんとかしたい…
【原因】
過剰な皮脂によって毛穴が押し広げられ、開きグセがついています。また、古い角質が残ることや酸化した皮脂の刺激により、毛穴周りが肌あれ状態になり凹凸が目立つことに。  
  • 毛穴つまり、皮脂汚れをスッキリと落としましょう。皮脂や汚れを吸着するパックや、収れん効果のある美容液を取り入れて。毛穴開きが慢性化する前に!
  • ‘マスクやけ’大丈夫?
    マスクをしているからと言って、メイクをしなくなっている人が多くなっているそうです。UVカットがあるマスクでも油断は禁物。 うっかり日やけをしないためにも、UVカット効果のある下地を忘れずに!
汗トラブルに要注意!
2020/07/01 00:00
いよいよ夏本番の始まりです。しかし、今年は新型コロナウィルスの影響で、いつもとは違った夏になりそうですね。夏は肌トラブルが多い季節。生活環境や過ごし方が変化することで、お肌の調子やお悩みも変わってきます。特に、マスクによるトラブルが増えていきそうですね。そこで、今月は高温やマスクによる汗で起こる肌トラブルの原因と対策をご紹介します。お肌も心も快適な夏になりますように。
お肌がうるおいを保つには?
お肌の一番外側にある「角層」には、乾燥からお肌を守りうるおいを保つ3つの要素があります。
①皮脂膜
汗と皮脂が混ざり合って乳化した膜が、肌表面を覆って乾燥や雑菌から肌を守っています。
②角層細胞間脂質
角層の細胞と細胞の間に存在し、細胞同士をキレイに整列させています。肌内部の水分蒸発を防ぎ、外部刺激から肌を守っています。
③NMF(ナチュラルモイスチュアライジングファクター)
角層細胞中に存在していて、水分をつかまえ保持する働きがあります。
しかし、汗によるトラブルはこのうるおいの3要素を減らし、乾燥や肌あれの原因となるのです。


 
トラブル①  インナードライ
  • 暑い夏は体温調整のために、汗が大量に分泌され、皮脂膜やNMFが汗と一緒に流されてしまい、水分が保てず肌内部の乾燥が進んでしまいます。すると、乾燥から肌を守ろうと皮脂分泌が増加するので、肌の内側は乾燥しているのに、肌の表面は脂っぽくテカテカという状態を招きます。日本の夏は湿度が高いため、お肌の乾燥を見逃しがちになりやすいのです。
トラブル②  肌あれ
  • 健康な肌のPHは弱酸性に保たれています。しかし、汗をかくと、肌のPHは時間の経過と共にアルカリ性に傾きます。そのため、かゆみやヒリつきなど炎症を伴う皮膚トラブルが起きやすくなります。また、汗に含まれるミネラル成分も肌にとって刺激になることがあります。刺激をうけると、バリア機能が低下し、肌トラブルがさらに起きやすくなります。
お手入れのポイント
□汗をかいたら、すぐにふき取る
汗でふやけた角層を傷つけないよう、やさしく押さえるように。肌を冷やしたり、こまめにうるおいを与えたり、日やけ止めの付け直しも大切です。

□保湿を習慣に
暑いとスキンケアを怠りがちですが、ローションやエマルジョンは軽いつけ心地のものなど、好みの使用感で心地よく続け、夏でも保湿を習慣にしましょう。汗をかいたからと、洗顔時のこすり洗いは禁物です。
自律神経を整えよう
2020/06/01 00:00

新型コロナウィルスの影響による外出自粛や行動制限、マスク着用の要請…日々の生活の不安やストレスの蓄積により、心身のバランスを崩し自律神経が乱れがちになっていませんか?さらに梅雨の季節はジメジメしていて、気分も湿りがちになるので、自律神経のバランスを整えてあげることが大切です。まずは、心身をリラックスさせてあげましょう。この時期だからこそ、積極的にリラックスできる方法を見つけていきたいですね。そして、一日も早く終息しますように。
自律神経ってなに!?
自律神経には、交感神経(身体の活動時や緊張時に活発になる神経)と副交感神経(夜や睡眠時リラックスしている時に活発になる神経)があります。この2つの自律神経は自分の意思ではコントロールできず、シーソーのようにバランスを保っています。不規則な生活が続いたりストレスにさらされると、交感神経が優位になり、2つの自律神経のバランスが崩れ、心や身体に不調をきたしてしまいます。


あなたに合ったリラックス法は?
香り
  • 香りの情報は、鼻から直接脳に届きます。そのため、香りは感情との結びつきが強いのです。好みの香りを嗅ぐことで、副交感神経が優位になり、身体の緊張がほぐれ気分が落ち着きます。アロマでお部屋に香りを取り入れたり、お好みのスキンケアやボディクリーム使ったり、生活の中に少しずつ取り入れてみましょう。
入浴
  • お湯に入ると、浮力で身体が極端に軽くなるため、だるさを感じにくくなり、心身ともにリラックスできます。38~40℃のぬるめのお湯に浸かり副交感神経を優位にすることで、リラックス効果が高まります。バスルームが香りがたちやすい空間でもあるので、好きな香りの入浴料やボディソープでさらにリフレッシュしてもよいですね。
睡眠
  • 睡眠は、「脳と身体の休養」「疲労回復」「記憶の整理」「免疫機能向上」など多くの役割があります。寝る30分前に部屋の照明を暗くすると、交感神経から副交感神経への切替がスムーズになるため、良質な睡眠をとることができます。寝る直前は、テレビやスマホは控えた方がよいでしょう。
マッサージ
  • 顔や体のマッサージも自律神経に働きかけます。心地よいと感じる力加減で肌に触れることで副交感神経が優位になり、リラックスした気分を味わうことができます。人にしてもらうマッサージだけでなく、セルフマッサージにも同様の効果があります。力を入れ過ぎないように、さする程度の力で行いましょう。
毛穴レスなお肌を目指そう
2020/05/01 00:00
暦の上では5月5日が立夏、夏の始まりです。5月に増えてくる肌トラブルの原因のひとつは、気温の上昇に伴う「皮脂分泌量の増加」です。皮脂は天然の保湿成分“皮脂膜”の原料となり、乾燥からお肌を守る大切な役割を担っていますが、増えすぎると様々なトラブルを引き起こします。今月は、この季節に多い「毛穴のトラブル」についてご紹介します。
あなたの毛穴の悩みはどのタイプ!?
毛穴の悩みは多く聞かれますが、大きくはTゾーン等のテカリが気になる『開き毛穴』と小鼻周辺の黒ずみが気になる『角栓毛穴』、頬に現れやすい『たるみ毛穴』の3つに分けられます。同じ毛穴でも、それぞれ原因と対策が異なるので、自分のタイプを見極めて正しいお手入れをしてあげましょう。そして、毛穴レスなお肌を目指しましょう。


開き毛穴
顔に存在する毛穴は、皮脂腺が多く付属した「脂腺性毛包」と言われています。毛穴から分泌される皮脂が過剰になると、毛穴を押し広げてしまいます。特に季節や年代の影響を受けやすく、鼻や小鼻の脇、頬、額、あごなど開きグセがつきやすく、テカリやすい場所でもあります。

  • 朝のクレンジングで皮脂を落としてあげよう
    毛穴の開きグセを改善するには、まず皮脂の分泌を抑えて毛穴を引き締めること!収れん効果のある美容液や下地で、皮脂をコントロールしてあげましょう。また、夜だけでなく、朝のクレンジングで過剰な皮脂を落とすこともおすすめです。
角栓毛穴
増えた皮脂が酸化すると毛穴周辺に炎症が起こり、毛穴が目立ちやすくなります。その毛穴の中で過剰になった皮脂と古い角質が混ざり固まって角栓ができると、毛穴が詰まってしまいます。また、角質にメラニンが含まれていたり酸化することによって毛穴が黒ずんで見えます。

  • 角質ケアで毛穴をすっきりお掃除
    毛穴の詰まりの原因となる皮脂や古い角質をしっかり落としてあげることが大切です。いつものクレンジング・洗顔に、角質ケアのパックなどをスペシャルケアとして取り入れましょう。その後の保湿も忘れずに!
たるみ毛穴
皮脂の量に関係なく、加齢によって真皮のコラーゲンやエラスチンなどが減少して肌のハリや弾力が失われ、毛穴を土台から支える力が低下したことで目立ってくる毛穴です。元々は小さな円形だった毛穴がたるむことで楕円や涙形になり、目立ちやすくなります。

  • 肌のハリを高めるケアで毛穴を目立ちにくく
    たるみ毛穴はエイジングのサイン。お肌自体を元気にしてあげる必要があります。真皮に働きかけるケアを!コラーゲンなどを配合した美容液を取り入れたり、サプリメントで補給するのも手軽でおすすめです。真皮へのダメージを防ぐためにも、紫外線対策も合わせて行いましょう。
ターンオーバーを整えてお肌の立て直し
2020/04/01 00:00
暖かい陽射しを感じる日が多くなってきました。春の肌対策は万全ですか?乾燥や代謝不良など、冬のダメージを引きずったままになっていたり、花粉やホコリなどの外部刺激を受けて、春はお肌が不安定になりやすい季節です。さらに、入学や入社など生活環境の変化で知らずにストレスが溜まっていることが多く肌トラブルに繋がることも…。紫外線対策はもちろんですが、健康な肌を手に入れるためにターンオーバーを整えることにも意識を向けてみましょう。
 
‘ターンオーバー’って何?
  • 表皮の一番下にある基底層で生まれた表皮細胞が、形を変えながら徐々に上へ押し上げられ、最終的にアカとなって剥がれ落ちていく新陳代謝のことをターンオーバーと言います。正常なターンオーバーは28日と言われますが、部位や状況によって大きく変化します。ターンオーバーが整うとバリア機能が正常になり、外部刺激を受けにくくなります。また、肌自らうるおいを生み出すことができるようになり、乾燥しにくく、肌のキメが整うので、メイクノリもよくなることも実感できます。毎日のお手入れの中にターンオーバーを整えるケアを取り入れましょう。
こんなに違う!肌状態
ターンオーバーが整っている
  • ターンオーバーの過程でヒアルロン酸・セラミド・NMFなどのうるおい成分を産生しているので、うるおいがあり、肌表面もなめらか。
ターンオーバーが早い
  • 外部刺激を受け、肌を早く回復させようとターンオーバーが速くなった肌は、角層が乱れ、ダメージを受けやすい。うるおい成分を産生しにくく、乾燥や肌荒れを起こしやすい。
ターンオーバーが遅い
  • 加齢や肌代謝が悪くなることで古い角質が剥がれ落ちにくくなり、角層が肥厚し肌表面が固くなる。うるおい成分が角層全体に行き渡らず、ザラついたり、くすんで見える。